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ニ ュ ー ス レ タ ー バ ッ ク ナ ン バー

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ニュースレターバックナンバー 2015

◆ 2015年

2015年はなんとか平穏に終わりそうな感じです。少なくとも首都圏、中京圏、近畿圏には地震活動度解析で大きな異常はでておりません。今回は日本列島の陸域に限った解析を行ってみました。

首都圏の解析がかなり出来るようになってきました。房総沖に静穏化異常が確認されますが、通常は「異常が消えてから」地震が発生します。そこが天気図における低気圧と違うところです。ご留意下さい。

前回お伝えした駿河湾沖の異常はみかけのものである事がわかりました。ただ熊野灘はちょっと気になります。但し現時点ではM8クラスとは考えられません。M7程度で津波注意報が出る程度の地震の可能性が高いと考えています。    真の異常の場合は、複数のパラメータで計算しても異常が残ります。

中部・近畿を中心とした地下天気図®解析と11月7日の夜に関東地方で発生した地震に関するニュースレターです。比較的陸域に最適化したパラメータで解析していますので、駿河湾沖の異常がかなり顕著に表れていますが、これは次回のニュースレターで改めて解 析いたします。

10月中旬に始まった鳥取県中部の地震活動が大地震につながるかを解析したものです。今回のニュースレターで紹介しています「時系列データ」というのが、地下天気図®を理解する上で最も重要なのです。DuMAではこのような地域を特定した解析を今後ルーチンとして行っていく予定です。

また10月26日にはアフガニスタンでM7.5と速報される地震が発生し、大きな被害が出ています。アフガニスタンでは10年に一度はこのような地震に襲われているのですが、毎回同じ事を繰り返していますね。

311以降の地震データを用いた陸域に特化した解析です。顕著な異常は出ておりません。

また前回のニュースレターで、青い部分(地震活動が静穏化している部分)が消えた事を「危機が去った」とお考えになった方が多くいらっしゃる可能性のある事がわかりました。そこで地下天気図®の見方についてもニュースレター内で解説しています

箱根は警戒レベルは下がりましたが、硫黄を含むガスのレベルはまだ高い状態を保っています。

日本列島全域のM7クラス異常を対象とした解析では、これまで何度も述べてきました日本海の異常がほとんど消失していることがわかりました。

首都圏が9月12日早朝に少し揺れました。この程度の揺れは首都圏では311以前でも年平均3回ほど発生しています。御前崎周辺ですが、は現時点では活動は収束しており、ちょっと安心しています。

御前崎周辺で少し気になる活動が発生しています。今後1週間ほどが今後の推移を予測する上で鍵となるかと思います。地震発生数が加速度的に増えるか、さらに大きな地震(M5クラス)が発生するかどうかです。

また箱根は火山ガスがやはり減らない状況が続いています。

桜島の噴火警戒レベルが引き上げられています。また、ここしばらく大きな地震が発生し ておらず、逆に心配となります。桜島の状況と、中部・関西地方の地下天気図®です。

箱根山の続報と日本列島全体の地下天気図です。少しパラメータを変更して解析を行っていますが、やはりこれまでもお伝えしていますとおり、日本海・秋田沖では顕著な自身活動の異常(静穏化)が継続しています。

箱根大涌谷ですが、火山ガス噴出量が全く低下せず、規制解除の目処がたっていません。周辺の道路のセンサー(火山観測用ではなく、大気汚染監視用のセンサー)でも、時々二酸化硫黄の異常値が出るようになってしまいました。 富士山は今の所異常はありません。

台風11号が西日本を縦断しています。実は台風(低気圧)は地震を誘発する可能性があるのです。

その理由については今回のニュースレターをご覧下さい。  九州地方の解析も行なっています。

東北地方太平洋沖の状況です。地下天気図®ではすぐにM7クラスの発生の兆候はありませんが、私どもの共同研究者から3年程度の期間の予測が青森沖・十勝沖に出ています。

口永良部島・新岳では噴火があったようです。また浅間山も小規模噴火と報告されています。

首都圏については311以降、まだまだ余震は続きますが、ようやく少しずつ311前の状態に近づいています。しかし東北地方では、地震前と後で 地震発生場所自体が相当変化するという事態が発生しました。現在も何が”正常”なのか判断できない状況が続いています。

熊野灘に展開されている海底地震計観測網で、少し異常が出現しています(陸側プレート内の地震発生様式

が有意に変化してきた)。ただこの海底地震観測は平成21年以降に開始されたものです。今回の地下天気®では確かに紀伊半島南島沖の異常がだんだん大きくなっているようにも見えます。また5月30日に日本中で有感となった小笠原沖での深発地震についての解説を行なっています。

口永良部島が噴火しました。一応今の所収まってきているようではあります。  また5月25日の埼玉県北部の地震はマグニチュード5.6と中規模ですが、実は極めて珍しい所で発生した地震でした。この地震を活用 して、311以降の新たな異常抽出のためのパラメータ探索を現在行なっております。

箱根・大湧谷の規制は、長期化しそうです。日本では一度噴火警戒レベルを上げると(万が一解除して被害が出た時の責任の所在の問題があり)なかなか下げられないのが実情です。  日本全国の地下天気図®を更新しました。

ネパールは相当悲惨な事になっていると思います。ある意味、東京は運がいいのかもしれません。今回は311以降のデータを用いた陸域全域の解析です。九州の静穏化領域はまだ始まったばかりですが、面積が大きく、今後の推移が少し気になります。

鹿島灘でイルカが大量に打ち上げられ、メディアを賑わせました。そこで緊急に東北地方の太平洋岸について地下天気図®を作成してみ ました。結論として、年初にはほぼ完全に解消していた静穏化領域が今度は福島沖を中心に出現していることが判明しました。ただ、この地域でM7の地震が発生しても津波はごく小さく、被害を生ずる事はありません。

今回は首都圏の解析です。関東地方の地震活動は現在小康状態と言えると思います。

東海地方以西の地下天気図®です。特に異常は観測されていません。  また京都周辺の異常をこれまで継続的に報告してきましたが、少し危機は去ったかもしれません。

2ヶ月 ごとにお知らせしています日本列島全体の地下天気図®です。主に海域での異常 を発見するのの適したパラメータで解析しています。2月17日に岩手沖で発生し、津波注意報を伴った地震は今後の東北沖、特に 青森沖・十勝沖の今後の地震活動に大きな影響を与えそうです。ロシア からも この地震活動が次の活動のきっかけになる可能性が大きいという情報が送られて きました。

2月17日、朝から津波注意報が出る地震が岩手沖で発生しました。地震はマグニチュード6.9(最大震度4)と暫定的に大きさが求められましたが、実は気象庁とつくばの防災科学技術研究所の震源位置が東西方

向に約100kmずれていたのです。どうやら非常にまれな事(2つの地震がほぼ同時に発生した可能性)が起きた可能性があり、今後マグニチュードの改定も予想されます。

2月6日に徳島県で発生したマグニチュード5(M=5)の地震に関する解説です。この地震は極めて珍しく、かつ重要な意 味のある場所で発生しました。一般に南海トラフ沿いの巨大地震の発生が近づくと、近畿圏

や中国・四国地方で比較的規模の大きな内陸地震が頻発する ようになると考えられています。

久しぶりに首都圏の地震活動に焦点を当ててみまし た。 首都圏は311の影響が大きく、311以降の地震データのみで解析して います。現時点では深刻な異常は観測されていません。

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