【大地揺乱©(だいちようらん)】とはDuMAの造語です。 大地が揺れて,擾乱(じょうらん=定常状態から乱れること)することを意味します。擾乱は力学的不安定が生じた時、その不安定な状態を解消しようとして起こる運動(地震)。一般的には気象学用語。
・緊急・寄付のお願い ~ 研究小型衛星打ち上げプロジェクト(研究援助)(11/11/2024)
日本で初めての、地震予知研究のための人工衛星:日本大学理工学部・山﨑政彦研究室と、静岡県立大学グローバル地域センターが、共同で設計中および開発中の超小型衛星「プレリュード(PRELUDE)」の研究資金が不足しています。研究援助のための緊急・寄付金をお願いいたします。
・2024年8月8日 日向灘でM7.1を観測する地震が発生しました。制度運用開始後、初となる南海トラフ臨時情報が発表され、「巨大地震注意」が発表されました。
※(DuMA CSOがアベマ・プライムに出演しました) (8/19/2024)
●【南海トラフ】臨時情報の対応検証 (8/19/2024)
●【南海トラフ地震】臨時情報“巨大地震に注意”とは? (8/9/2024)
・2024年1月1日 能登半島で震度7を観測する地震が発生しました。被災された皆様、避難生活をされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。1日付けの号外、6日付の号外2号を発行しました。令和能登半島地震2024のブログを開設(2024.1.7)
・5月5日午後2時42分頃、石川県能登地方を震源とするマグニチュード6.3の地震が発生し、石川県で最大震度6強を観測。DuMAダッシュボードに掲載の(S)エリアで発生。この地震の震源の西側にまだ破壊していない地域(未破壊の領域)があり、この地震そのものはこれが本震ですが、西側でM7クラスが誘発される可能性があります。(下図)ご注意下さい。(2023.5.8NL)
※) DuMA CSO,週刊現代の取材を受けました
(前編)~次の「M7クラス」大地震の前兆が現れている…!日本地震予知学会がいま、もっとも心配している「港町の名前」~記事は、西側の破壊のリスクも依然あると修正されていません。https://gendai.media/articles/-/122726
(後編)~日本地震予知学会が警鐘…!次に巨大地震が起きる「地域の名前」《地図で一目瞭然》https://gendai.media/articles/-/122728
・関東大震災から100年: 関東大震災(海溝型首都直下)と1855年に発生した安政江戸地震(内陸型首都直下)における出火場所の類似性、地下から青い炎が吹き出したという証言、火災による被害を拡大した原因として関東地方地下に存在する「南関東ガス田」のメタンガスが大きな役割を果たしたとの新仮説を取り上げた番組「ガリレオX」数万人を焼死させた火災原因をさぐる」が見れます。(Youtube)
この書籍(単行本)が刊行されました(11/2/2023)。「地震・津波によるメタン湧出とジオハザード」(榎本祐嗣)
・『世界一受けたい授業』で紹介されました(20022.9.3)
・3.11後の10年経過を受けて、3.11後のまだそこにあるリスク ~ のブログを掲載(2021.03.08)(アウターライズ地震も解説)
今後3地点で地震発生の可能性が高まっていると推察。
1つは、今回の震源断層の北東側(佐渡島側)①で、1月1日の地震が発生した事により、逆に歪の蓄積が加速されるため。もう1つは、余震の空間分布から穴水町を中心とした地域②で、余震がほとんど発生していない事が見て取れる。局所的に地震活動の空白域となっているため。(2024/1/6 号外2号より)**) 2007年西側は、既に破壊済みー> 西側の破壊のリスクも依然あると修正いたします③(NL2024.1.15で詳細)
2023年5月5日以降も警戒を喚起してきた。
地 下 気 象 研 究 所 Down Under Meteorological Agency
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DuMAは地震や自然災害の時事解説、及びその前兆・予兆現象に係る情報をDuMAニュースレターなどで提供サービスします。
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DuMAは地震前兆現象をサイエンスする研究者の方々と連携を組んでいます。
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DuMAは地震前兆・予兆現象をサイエンスする研究を推進するため,これらの研究の支援をいたします。
震災で被害に遭われたみなさまへ
北海道胆振東部地震、鳥取地震 及び熊本地震、九州中部の誘発地震,能登地震により被災された皆様、避難生活をされている皆様に心よりお見舞い申し上げます。皆さまの安全と被災地の一日も早い復旧・復興をお祈り申し上げます。東日本大震災より10年+が経過しました。2024年能登地震により被災された皆様、あらためて被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます、とともに復旧・復興をお祈り申し上げます。
複合災害のリスク(COVID19 + 大地震災害)に備える必要があります。 2月3日のニュースレターでも注意喚起しておりますが,複合災害のブログ・トピックスの特集をアップしています。パンデミック下での大地震複合災害の避難チェックリストを掲載しています。
Book
地震・津波によるメタン湧出とジオハザード
丸善出版より (榎本 祐嗣 (編著), ㈱トヨタコンポン研究所 (監修))が 出版されました。
Amazonなどで購入できます。 (2023.11.02)
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地震活動を天気図の『低気圧』,『高気圧』になぞらえて視覚的に表現したもの
実際に解析に使用しているのは地震がいつ,どこで発生したかという,「地震カタログ」というものをです。
地震カタログには地震の発生日時,発生場所(緯度,経度,深さ)およびマグニチュードが記載されています。
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「地下天気図®」における『低気圧』とは相対的に地震活動が低下(静穏化)している事
(図上では青色で示される)
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「地下天気図®」における『高気圧』とは相対的に地震活動が活発化している事
(図上では赤色で示される)
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「地下天気図®」では地震活動の静穏化がモニターできます。
100年以上にわたる地震学からの知見は,「大地震の前には普段より地震活動が低下する現象がかなりの割合
でみられる」というものです。これを地震活動の静穏化と呼びます.
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「地下天気図®」はこの地震活動の静穏化や活性化(活発化)をあたかも天気図のように
視覚的に表現したもの
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「地下天気図®」では一般的に青色の部分に注目
地震活動一般に青色の部分が消えた後(静穏化が終了した後)我々は過去の経験則から“要注意”または
地震が発生する可能性が高いと考えています。
実はもう一つ重要な図があります
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地下天気図®そのものは空間的な、ある日時における地震活動を表現していますが、どのような時間変化をしてきたかについての情報はありません。
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毎月の図を見比べる事が出来れば、変遷がわかりますが、1枚の図を見ただけでは地震活動の変遷はわかりません (静穏化が開始しつつあるのか、あるいは終了しつつあるのか等)
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そのため,ある地点における時系列変化というものが重要となります(横軸が時間となる)
ある地点(たとえば東京,京都,名古屋など)における地震活動の静穏化や活発化の推移を表現したものです
LタイプとMタイプの違い
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RTLアルゴリズム(Lタイプ):異常の抽出感度は少し落ちますが、狼少年(異常があった後に地震が発生しない)になりにくいアルゴリズム。
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RTMアルゴリズム(Mタイプ):異常の検出能力が高く、見逃しは少ないですが、誤った異常(狼少年)を検出してしまう事もありえるアルゴリズムです。
地下天気図が扱う時間スケールについて
地下天気図解析の一つの目的は、国が「30年で何パーセント」という、極めて長期的な予測しか示していない状況を少しでも改善する事です。我々はそれを「今後1ヶ月から1年」といった時間スケールまで狭めていきたいと考えています。
DuMAが提供する情報については、万全の注意を払って掲載していますが、その開発中のアルゴリズムから計算される情報に対しては完全性・正確性・最新性・有用性などを保証するものではありません。
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