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2025年 ニュースレター バックナンバー

  • 執筆者の写真: DuMA編集室
    DuMA編集室
  • 3 日前
  • 読了時間: 7分

の無料最新は4月21日の予定(=1月20日まぐまぐ2025年第3号)  

  次次回は4月28日(= 1月27日まぐまぐ2025年第4号)の予定。

 

2月3日にまぐまぐでDuMA・News Letter 5号が発刊されました。


2025年1月の地震活動概観 : 1月は日本列島およびその周辺地域でマグニチュード5を超える地震は16個発生しました。 1月13日の日向灘の地震(図中で赤枠で示した地震)では、南海トラフ臨時情報(調査中)となりましたが、最終的にモーメントマグニチュードが7を超えない事が確認され、(調査終了)となりました。

 また1月は南西諸島および台湾で、かなり活発な地震活動が発生しました。台湾の地震で最大のものは1月21日に発生したマグニチュード6.4の地震でした。 この台湾の地震では最大震度6弱を記録し、40名以上の怪我人が出たとの事です。

 尾池和夫京大名誉教授(元京大総長、日本地震学会会長も務められています(当時は委員長と呼称))らが1970年代に公表した神戸市からの依頼で作成した報告書が「なかった事にされた」顛末が詳しく述べれられています。 結論が「神戸で壊滅的な被害を受けることは間違いない」と強い言葉で締めくくられており、これが問題となったようです。

首都圏の地下天気図® : 今週は1月31日時点の首都圏の地下天気図®です。解析深度を深さ60kmとした計算でLタイプをお示しします。


▶︎無料ニュースレターの掲載をお待ち下さい。

 

2025年1月27日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter4号が発刊されました。


福島県南西部で震度5弱の地震発生 : 1月23日、午前2時49分頃、福島県で最大震度5弱を観測する地震が発生しました。 この地域は、比較的地震活動が活発な領域とされており、2013年2月にも今回の震源域の南側(栃木県北部)で最大震度5強を観測する地震が発生しています。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 今週は現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。今週号では1月24日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。


 ▶︎無料ニュースレターの掲載をお待ち下さい。

 

2025年1月20日にまぐまぐでDuMA・NewsLetter3号が発刊されました。


阪神・淡路大震災発生当朝の電磁気学的な異常現象 : 今週号では日本における地震予知研究、特に電磁気学的な地震予知研究を進める大きなきっかけとなった阪神・淡路大震災でどのような現象が観測されていたのかについて紹介させて頂きます。

 本号では、特に地震発生当日の朝にどのような事があったのかについて、報告させて頂きます。なお本号の内容は拙著『地震予知研究の新展開』の内容を要約・一部改変したものです。   阪神・淡路大震災から30年目の節目によせて~ 反省・耐震補強の重要性 ~ ~ 大地震の前兆現象 ~

中部・近畿・中国・四国地方の地下天気図® : 今週は1月17日時点の中部地方から中国・四国地方のMタイプ地下天気図®をお届けします。

 なおこの領域で最も気になるのは中国地方の地震活動静穏化異常で、DuMAとして最大級の関心を持っています。

▶︎無料ニュースレターの掲載をお待ち下さい。

 

日向灘の地震で南海トラフ臨時情報調査開始: 13日21時19分頃、日向灘を震源とする地震が発生し、震度5弱を宮崎市等で観測しました。当初マグニチュード(M)6.4と発表され、「津波の心配は無い」と一度は発表されたのですが、その後「津波注意報」が発令され、マグニチュードも6.9と変更になりました。

 このように一度津波が無いという情報が出てから、津波注意報が出たという例は少なくともDuMA/CSOは記憶がありません。

13日の地震の意味: 13日の地震は、速報値では上記のようにM6.4と発表されましたが、その後M6.9に上方修正されました。そのため、南海トラフ想定震源域でM6.8以上の地震が発生した場合には、自動的に評価検討会を開催する事が決められています。この基準に沿って臨時の評価検討会が開催されたのです。

 これはマグニチュードというものは、±0.2位は変化する可能性があるのが経験的にも知られているためです。そこで6.8という値で評価を開始する事が決められています。

 

阪神・淡路大震災から30年: 1995年1月17日早朝、関西地方で大地震が発生しました。これが阪神・淡路大震災です。今年はこの震災発生から丁度30年という節目の年にあたります。この震災では、約6,500人の命が奪われました。

 さらにこの震災では死者の80%はほぼ即死であり、実は建物倒壊が原因となっていたのです。このため、関東大震災では火災のみが注目されていたのですが、耐震補強という事が大きくクローズアップされる事となりました。

 今週号ではこの震災を契機に広く言われるようになった耐震補強の重要性についてお伝えします。

日本列島陸域の地下天気図® : 昨年12月2日のニュースレターに続き、日本列島の主に陸域に特化した地下天気図®解析です。今週は1月9日時点のMタイプの地下天気図®をお示しします。

 前回の地下天気図®と比較して、北海道の道東(釧路・根室周辺)での地震活動静穏化領域がより顕著になっています。 ▶︎ DuMAnews20250113のダウンロードはこちら

 

昨年は能登半島地震が元日に発生するという大きな出来事がありました。幸い2025年は今の所、平穏に始まったようです。

今年は阪神・淡路大震災から30年という節目の年でもあります。この地震では、多くの建物が倒壊し、改めて耐震補強の重要さが(住む家を壊さない事)認識されました。詳しくは来週のニュースレターでお知らせする予定です。

2024年の地震活動概観 : 2024年に日本およびその周辺では25個のマグニチュード(M)6以上の地震が発生しました。本州周辺では1月1日の能登半島地震がM7.6と最大の地震でした。 それ以外では、8月8日に日向灘でM7.1の地震が発生しました。この地震が南海トラフ臨時情報発表のきっかけとなった地震でした。

 それ以外では、台湾周辺でまとまった地震活動が発生しました。

東北地方海域の地下天気図® : 今週は1月2日時点の東北地方海域のLタイプ地下天気図®です。11月25日のニュースレターで陸奥湾の地震活動について報告させていただきましたが、地震活動活発化は十和田湖周辺まで伸びている事がわかりました。

 

能登半島地震、災害関連死増加し死者504人に : 12月20日、能登半島地震のあと亡くなった石川県内の15人について、専門家による審査会は災害関連死と認定するよう答申を出しました。

 この結果、能登半島地震の災害関連死は276人となり、直接死228人と合わせ、死者は504人になるとのことです。ちなみに2014年の熊本地震では災害関連死は222人とされており、内陸地震としては最も多い災害関連死を引き起こした地震となっています。

首都圏の地下天気図® : 今週は12月19日時点の首都圏の地下天気図®です。解析深度を深さ60 Kmとした計算でLタイプをお示しします。

 前回と異なる点は、茨城県沖の青色で示されていた地震活動静穏化領域がほとんど消えた事です。


 

11月の地震活動概観 : 11月は能登半島西方海域で26日にマグニチュード6.6の地震が発生しました。それ以外で非常に珍しい地震活動として、青森県・陸奥湾を震源とするマグニチュード5.1の地震が11月20日に発生しました。 さらに注目すべき地震活動として、小笠原諸島南東海域でマグニチュード6を超える地震も発生し、マグニチュード5を超える地震を合わせると19個もの地震が発生しました。

日本およびその周辺の広域地下天気図® : 11月11日のニュースレターに続き、現在の気象庁の観測網で解析できる最大範囲の領域の解析です。 今週号では12月13日時点のLタイプ地下天気図®をお示しします。

  現在でも南海トラフの臨時情報のきっかけとなった8月8日の日向灘の地震の影響が続いている事がわかります。


 
 
 

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